知っておきたい常識とマナー

大人の常識とマナー

マナーとは、「他者を気遣う」という気持ちの現れであり、相手を不快にさせないよう個人個人が考えを巡らして行動すべき物でで、所作・振る舞い、その精神と形式の事を指し、社会全体の雰囲気を形にしたものと言えます。つまりは、社会の中で、お互いに良いコミュニケーションを取っていくためのルールのようなものです。

社会に出ると、公的にも私的にも、さまざまな人との関わり合いの中でマナーを問われる場面があります。冠婚葬祭時のマナーをしっかりと理解していますか?公共の場所でのマナーはわかっていますか?普段から、こんな時のマナーはどうしたら良いのか迷っていたり、必要な場面に出くわし、思っていたマナー通りにやったけど実は違ったりして恥をかいたことはありませんか?マナーには罰則はなく、あくまでも個人が自発的に守るものですが、やはり社会人としてはしっかりと学んでおく必要があります。

例えば、ビジネス社会では、敬語の使い方、挨拶の仕方、エレベーターや会議の席でのマナー、タクシーなどで席順をわきまえた振る舞いをすることなど、そういう積み重ねが、自分自身の評価につながって、複雑に構成されているビジネス社会の一員として少しずつ認められていくステップにもなっています。

社会に出たら、自分のことは自分の責任です。 社会人なら社会の一員としての自覚を持って、どんな人とでもお互いに良いコミュニケーションをとるために必要なマナーを身につけましょう。

マナーはなんか色々と難しいし苦手という人も、あまり堅苦しく考えないで、他の人に不快な思いをさせたり、周囲の自然な流れや和を乱さないという基本をしっかりと押さえておけば、自然とできるようになるはずです。今の時代のマナーについて考えてみましょう。

日本人はマナーがいい

たまにテレビで言われたり、インターネットニュースで見ることがあると思いますが、世界の国々からすると日本はとてもマナーがいい国だそうです。

例えば、スポーツの会場で飲食したゴミを放置しない上に、落ちてるゴミを拾うことが世界では珍しいらしく、「日本人はマナーがいい」や「日本人はきれい好き」と言われたりします。日本で生まれ日本で育った生粋の日本人である私としては、最低限自分が食べた飲食物のゴミを片付けるのは当たり前だし、見えている範囲にゴミが落ちていたら拾って捨てるのは当たり前と思っています。

ここで私は一つ疑問に思ったことがあります。日本の映画館では、飲食した時に出るゴミや余した食べ物はシアタールームから持って出て、シアタールームの入口に待機しているスタッフに渡しますが、外国だとシアタールームの座席のところに置いておくのでしょうか?外国人に聞く機会があったら聞いてみたいと思います。

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